米ペンシルベニア州の住宅で上下逆さまに掲げられた米国旗(左)=5月31日(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】不倫口止め疑惑に絡む事件で有罪評決を受けたトランプ前米大統領を支持する右派や保守派の間で、評決に抗議の意思を示すため上下逆さまにした星条旗を掲げる動きが広がっている。ネットでは評決を下した陪審員を脅迫する文言も投稿された。  逆さまの米国旗は、20年大統領選でトランプ氏が敗れた後、選挙不正を主張するトランプ氏に同調した支持者らが掲げた。連邦最高裁のアリート判事の自宅にも掲げられていたことが判明し、物議を醸している。  5月30日の評決後、逆さまの星条旗は、トランプ氏を熱烈に支持する共和党の保守強硬派グリーン下院議員や保守系シンクタンクのヘリテージ財団などがXに載せた。


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