イスラエル軍トップのハレビ参謀総長は、15日、イランの弾道ミサイルが着弾したイスラエル南部のネバティム空軍基地を訪れました。

兵士たちを前にハレビ参謀総長は「われわれは次のステップを検討している。イスラエル領内への数多くのミサイルや無人機による攻撃には反応することになるだろう」と述べ、具体的な内容は明らかにしなかったものの何らかの対抗措置をとる考えを示しました。

またイスラエル軍のハガリ報道官は「イスラエルを守るために必要なあるゆることを、われわれが選んだタイミングで行う」と述べ、いつ、どのような対抗措置をとるのか慎重に検討していることを示唆しました。

ネバティム空軍基地ではあわせて4か所にイランからの攻撃による被害があったということで、イスラエル軍が公開した映像からは建物の近くの地面がえぐれ穴が開いている様子が確認できます。

ハガリ報道官によりますと、被害はわずかで軍用機の離着陸など基地機能への支障はないとしています。

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