【ニューヨーク=川上梓】航空宇宙大手の米ボーイングと米航空宇宙局（NASA）は2日、新型の宇宙船「スターライナー」の打ち上げを米東部時間5日午前10時52分（日本時間5日午後11時52分）に行うと発表した。1日に打ち上げる計画だったが、直前に不具合が見つかり中止していた。
NASAは不具合が発生した地上支援機器を検証し、問題を特定できたとしている。対象の機器を取り外して検査し、予備の部品に交換した。損傷はなく、正常に動作することが確認できたという。
5日に予定通り打ち上げられた場合、6日未明に国際宇宙ステーション（ISS）に到着する。初めて宇宙飛行士2人が搭乗し、ISSに1週間ほど滞在して帰還する。
1日は打ち上げ時刻の約4分前に打ち上げ指示を行う機器に問題が発生し、中止していた。打ち上げ直前で中止するのは5月6日に続いて2度目となった。
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