シンガポール政府は15日、約20年政権を担ってきたリー・シェンロン首相が5月15日に退任すると発表した。

後任には、官僚出身のローレンス・ウォン副首相が就任する。

リー首相は、初代首相だったリー・クアンユー氏の長男で、2004年に国の3代目の首相に就任し、シンガポールの経済発展をけん引してきた。

シンガポールでは長年、リー首相が率いる与党・人民行動党の事実上の一党支配が続いているが、政治の多様化を求める声もあり、新首相のかじ取りが注目される。

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