3日、フィリピン中部ネグロス島カンラオン火山から噴煙が立ち上がる(Ethan Asentista-Khoo氏提供・共同)

【マニラ=共同】フィリピン中部ネグロス島のカンラオン火山(2465メートル)が3日夜に噴火し、噴煙が約5千メートルの高さに達した。災害対策当局は4日、半径4キロ以内の立ち入りを禁じ、約1500人が避難を強いられたと発表した。死傷者の情報はない。

噴火は6分間続き、火砕流が発生した可能性があるという。当局は同火山の警戒レベルを上から4番目の「2」に引き上げた。上空での航空機の飛行回避も呼びかけており、欠航で約1500人の乗客に影響が出た。

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