【ニューデリー共同】インドのモディ首相は4日夜、下院(定数545)総選挙の開票を受け、与党インド人民党(BJP)の本部で演説し「与党連合が政権を握ることが決まった」と勝利宣言した。BJPを軸とする与党連合は過半数を維持するとみられるが、議席を大幅に減らす見通し。モディ氏は「世界第3の経済大国に向けて全力で働く」と続投へ意欲を示した。  酷暑の中で選挙が順調に終わったとして「世界最大の民主主義の勝利だ」と総括した。ただ、与党連合は貧しい農村地帯などで得票を大きく減らし、モディ氏の求心力低下は必至だ。安定した政権運営には中小の地域政党の協力が不可欠となる。


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