【カイロ共同】国軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘が続くアフリカ北東部スーダンの活動家団体は5日、中部ジャジーラ州の村をRSFが襲撃し、民間人を虐殺した疑いがあると発表した。2回の襲撃で約100人が殺害されたとしている。RSFは声明で村周辺への攻撃を認めたものの、民間人殺害には触れなかった。  国軍とRSFの戦闘は昨年4月に始まり、1万5千人以上が死亡。停戦交渉は停滞し、収束の兆しは見えていない。ロイター通信によると、RSFは昨年12月に同州の州都ワドマダニを掌握後、州内で小さな村への襲撃を繰り返している。  団体はワドマダニを中心に活動する「ワドマダニ抵抗委員会」。


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