【ブリュッセル共同】任期満了に伴うベルギー連邦議会下院(定数150)総選挙が9日、行われる。世論調査では北部オランダ語圏の極右「フラームス・ベラング(VB)」が第1党となる勢い。労働党や北部の中道右派「新フランデレン同盟(N―VA)」、南部のリベラル派「改革運動(MR)」などが追う展開となっている。  ベルギーはオランダ語圏の北部フランデレン地域とフランス語系の南部ワロン地域、ブリュッセル首都圏の3地域で連邦を構成している。VBとN―VAは経済的に豊かな北部の分離独立派だが、N―VAは選挙後の連立交渉も視野に主張を抑制させている。


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