2日、パリで演説する国民連合のマリーヌ・ルペン氏(ロイター=共同)

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)加盟国で6日から順次始まった欧州議会選(定数720、任期5年)は最終日の9日、フランスやドイツなど約20カ国で投票が行われた。欧州全体でEUに批判的な懐疑派勢力の台頭が予想される中、フランスでは世論調査でマリーヌ・ルペン氏の率いる極右、国民連合(RN)が大差でリードしている。  欧州議会選は9日深夜(日本時間10日早朝)にも大勢が判明する。  政治メディア「ポリティコ」の欧州全体の予測では、2期目続投を目指す行政執行機関トップのフォンデアライエン欧州委員長を支えてきた親EU勢力が過半数を維持する勢い。


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