応援メッセージが書かれた旗を振る日本人(左)=8日、台湾東部・花蓮(共同)

 【花蓮共同】台湾東部沖地震の被災地、花蓮県の観光業を支援しようと、日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表(大使に相当)ら台湾在住の日本人有志約40人が8~9日、応援ツアーを実施した。花蓮にゆかりのある蕭美琴副総統が9日、ツアー参加者と面会し「(今後も)多くの日本の友人に花蓮に旅行に来てほしい」と歓迎した。  花蓮の主要産業は観光業だが、目玉の景勝地「太魯閣(タロコ)国立公園」が地震後に閉鎖されたことなどから、落ち込みが続く。蕭氏は「(日台は)困難なとき、互いに助け合う関係だ。(花蓮の)美しい景色も共有したい」と述べた。片山氏は「多くの日本人に魅力を伝えたい」と話した。


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