マクロン大統領=2024年2月(ロイター=共同)

 【ブリュッセル共同】フランスのマクロン大統領は9日、国民議会(下院)の解散総選挙を発表した。同日の欧州連合(EU)欧州議会選で与党連合がマリーヌ・ルペン氏が率いる極右、国民連合(RN)に大差で敗北したことを受けて決めた。第1回投票を6月30日、決選投票を7月7日に実施する。  マクロン氏は欧州議会選について「欧州を守る政党にとって良い結果ではない」との認識を示した。ルペン氏は「RNが権力を行使し、国を正し、フランスを再生させる」用意があると述べた。  RNは欧州議会のEUに批判的な懐疑派グループ(会派)「アイデンティティーと民主主義」に所属し、ルペン氏は同会派の事実上の顔となっている。


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