イタリア防衛大手レオナルドのロベルト・チンゴラーニCEO(同社提供・共同)

 【ローマ共同】日本と英国、イタリアによる次期戦闘機の共同開発に加わるイタリア防衛大手レオナルドのロベルト・チンゴラーニ最高経営責任者(CEO)は、将来的な開発計画に参加する国の拡大は「排除すべきでない」と表明した。共同通信のオンライン取材に10日までに答えた。共同開発にはサウジアラビアなど複数の国が関心を持っているとされる。  3カ国は戦闘機開発の管理を担う政府間機関「GIGO(ジャイゴ)」と共同企業体(JV)の設立で合意している。機体設計などを担う現状のJVへの出資比率については、見込まれる役割を念頭に「3カ国で均等にすべきだ」と訴えた。


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