カレーに合うお米として鳥取県で開発された「プリンセスかおり」のおいしさを知ってもらおうと、鳥取県大山町で8日、インド料理の教室が開かれました。
大山町で開かれたインド料理の教室には、県の内外から25人が参加し、講師のインド・スパイス料理研究家の香取薫さんが、インドの食文化などについて紹介した後、キーマカレーやチャイなど8品のインド料理の作り方を実演を交えながら説明しました。
この教室は、カレーに合うお米として鳥取県が開発したオリジナル品種「プリンセスかおり」を広く知ってもらおうと、町内で生産に取り組む汐田英徳さんと、この米を店で使用している松江市のスリランカカレー店が企画しました。
プリンセスかおりの生産者・汐田英徳さん:
炊きあがった時に香ばしい香りがして、パラっとしているんだけどモチっと粒々感がある。いろんなところでカレーを作って、いろんな人に食べてもらいたいです。
このあと参加者が試食し、「プリンセスかおり」とカレーの相性の良さを確かめました。
試食した参加者:
個人的にも買って、家でカレーを作るときに使いたいと思います。楽しみが増えました。
試食した参加者:
お米がすごく甘いです。やっぱりカレーにもってこいのお米だなと思った。
現在、県内7戸の農家が「プリンセスかおり」を栽培していて、17トンの収穫を見込んでいます。3年前に品種登録されたばかりで、参加者の中には初めて口にした人もいましたが、カレー好きの県・鳥取で生まれた「カレー専用米」ならではの味わいを楽しんでいました。
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