京都市交通局や西日本ジェイアールバスによりますと、6月7日、終点の京都駅で乗客を降ろした京都市バスが回送で営業所に戻ろうとしたところ、外国人2人が間違って乗り込み、そのまま出発しました。

外国人2人は外国語などで降ろすように運転手に申し出たということですが、バスは走り続け、2人はバスの中から110番通報するなどしてようやく降りることができたということです。

バスはおよそ20分間、距離にして4キロほど走ったということで、警察からの連絡で発覚したということです。

このバスは京都市が委託した西日本ジェイアールバスの運転手が運行をしていたということで、聞き取りに対し運転手は「ことばが通じなかったため営業所まで連れて行こうとした」などと説明したということです。

西日本ジェイアールバスは、運転手の対応に問題があったとして処分を行うとしています。

西日本ジェイアールバスは「ご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。社員教育が行き届いておらず正しく取り扱えませんでした。今後は社員教育を徹底します」とコメントしています。

また、京都市交通局は「重く受け止めています。再発防止に努めてまいります」としています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。