アフガニスタンでは、3年前の2021年8月にタリバンが再び権力を握って以降、女性の教育や就労の制限が強まり、いまでは女性が学校に通えるのは小学校までとなっています。

UNICEFは、制限が始まってから6月で1000日がたったとして、「悲しい節目だ。150万人の少女の教育の権利が侵害されているだけでなく、心の健康の悪化にもつながっていて、少女の人生や未来が脅かされている」と訴える声明を発表しました。

そのうえで「少女にとどまらず、アフガニスタンの経済や発展にも深刻な影響を及ぼす」として、タリバンの暫定政権に対し、中学校以上の教育を女性にも再開するよう強く求めています。

タリバンの暫定政権は女子教育の再開に向けた取り組みを進めていると説明していますが、状況の改善は見られず、国際社会からの支援も滞っています。

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