アメリカ・テキサス州で21日、ガソリンスタンドに立てこもった男が従業員を人質に取り、銃を手に抵抗した。男は銃を発砲した後、オイルを撒いて「火をつけるぞ」と脅迫。警察は男を狙撃し、人質は無事に救出された。

男は銃を手に…激しく抵抗

アメリカ・テキサス州で5月21日、ガソリンスタンドの防犯カメラに映るのは、従業員を人質にして、立てこもった男だ。

従業員を人質にして立てこもった男
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男は説得に応じず、激しく抵抗しており、特殊部隊が突入する事態にまで発展した。

盗難車を追っていた警察官が、ガソリンスタンドで降りた男を呼び止めたが、男は無視して売店へ向かった。

その直後、従業員が逃げ出す中、男は別の従業員を人質に取り、立てこもった。ボディカメラを付けた警察官が店内へ入ると、男は銃を手にしていた。

「手を上げろ!」と男に命令する男性警察官

男性警察官が「手をあげろ!」と男に命令する中、女性警察官が「銃よ!銃を持ってるわ!」と声を上げた。

銃は店の防犯カメラでも、ハッキリと確認できた。警察はドローンを飛ばして状況を把握しようとしたが、男は投降を呼びかける警察官たちに向け銃を発砲。ドローンに気づくと、そちらに向かって銃口を向けた。

特殊部隊などが突入し確保

さらに、男は想定外の行動に出た。

男を刺激しないよう警察は電話による説得を試みたが失敗

男はライターのオイルを床に撒き、「火をつけるぞ」と脅したのだ。人質がいることから、警察は男を刺激しないよう電話による説得を試みるも失敗した。そのため、警察は強行手段に出た。

ライフルを構える警察官が、十数メートル先から男に狙いを定め、狙撃したのだ。

狙撃された男は病院に搬送後に死亡した

その後、特殊部隊などが突入し、男はついに確保され、人質となっていた従業員は無事に救出された。狙撃された男は、病院に搬送後、死亡している。
(「イット!」 6月7日放送より)

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