アメリカのシンクタンクは16日、衛星写真を分析した結果、北朝鮮が軍事偵察衛星の打ち上げを何らかの理由で延期していた可能性があると明らかにした。

戦略国際問題研究所(CSIS)は、北朝鮮北西部の東倉里(トンチャンリ)にある「西海(ソヘ)衛星発射場」の4月8日と10日の様子を撮影した衛星写真を分析した。

その結果、4月8日には展望棟や管理施設付近で確認された複数の車両が、10日になるとなくなっていることがわかった。

この理由について、CSISは「北朝鮮が発射を計画していたとみられるが、何らかの理由で延期した可能性がある」との見方を示している。

CSISはそのうえで、一部の車両が残っていることなどから、「近い将来の発射に向けて準備が続けられている」と分析している。

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