米東部メリーランド州のムーア知事
【ワシントン共同】米東部メリーランド州のムーア知事は17日、大麻所持などに絡む約17万5千件の有罪判決について恩赦すると発表した。前科によって住宅確保や就職で不利益を被りやすいとされる黒人ら非白人を救済する措置だとしている。米主要メディアによると、州レベルで最大規模の恩赦だという。 複数の有罪判決を受けた人も含まれ、恩赦の対象は約10万人に上る。黒人のムーア知事は式典で「破綻した政策のせいで機会を奪われてきた人々に対する世間の見方を変える必要がある」と、恩赦の意義を強調した。 AP通信によると、全米50州のうち24州と首都ワシントンで娯楽目的の大麻使用が合法化されている。
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