アメリカ・コロラド州で、生後3カ月の子犬が換気口に落ち、救助隊が出動した。救助隊は、天井を破壊し子犬を救出、その救出劇は3時間に及んだ。飼い主の女性は、救助隊に感謝を伝え、子犬にけがはなかった。

真っ暗な換気口に子犬が落下

アメリカ・コロラド州でカメラが捉えたのは、3時間に及ぶ救出劇だ。

天井に穴をあける救助隊(South Metro Fire Rescue)
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床の穴をのぞき込む、飼い主の女性に対し、救助隊が「犬の名前は?」と聞くと、飼い主は「アーチーよ。アーチー・ビーン」と答えた。

「くぅ~~~ん。くぅ~~~ん」

配管の奥から聞こえる、おびえたような子犬の鳴き声。アーチー君はベッドから飛び降りた際に、ちょっとした拍子に真っ暗な換気口に落ちてしまったのだ。

通報を受け、駆けつけた救助隊は、下の階の天井に穴をあける作戦に出た。

配管の中から救助されたアーチー君(South Metro Fire Rescue)

救助隊が「ここがパイプのつなぎ目だ」とアーチー君の正確な位置を特定し、パイプを外すと、子犬のアーチー君が目の前に現れた。

救助隊は赤ちゃんに話しかけるように、「oh my baby oh my baby」とやさしく声をかけた。

「何をそんなに騒いでいるの?」

子犬を助ける救出劇は、3時間にも及んだ。

飼い主に抱かれるアーチー君(South Metro Fire Rescue)

飼い主は「みなさんありがとう、本当に感謝します」と救助隊にお礼を伝えた。

アーチー君にけがはなく、自分の救出のために集まった人たちに「何をそんなに騒いでいるの?」とでも言いたげな様子で、カメラを見ていた。
(「イット!」 6月14日放送より)

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