韓国の次期駐日大使に内定した朴喆熙氏=2023年12月撮影
【ソウル=上野実輝彦】韓国国立外交院の朴喆熙(パクチョルヒ)院長(61)が次期駐日大使に内定したことが、韓国政府関係者への取材で分かった。朴氏は知日派の国際政治学者で、2025年に国交樹立60周年を迎える日韓の協力強化に弾みを付ける狙いがあるとみられる。 朴氏は尹錫悦(ユンソンニョル)政権の外交ブレーンの1人。米コロンビア大で博士号を取得し、政策研究大学院大(東京)助教授やソウル大国際大学院長、韓国現代日本学会長などを歴任した。 尹氏が就任前の2022年4月に派遣した「政策協議代表団」のメンバーとして来日し、2023年3月から現職。同年末の東京新聞のインタビューでは、日韓や日米韓が連携する重要性を強調した。2012年から約9年間、東京新聞でコラムを連載した。 日本政府の承認が得られれば、7月にも大使として赴任する見通しだ。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。