3月、ブリュッセルで取材に応じるEUのボレル外交安全保障上級代表

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表は24日、旧ソ連ジョージア(グルジア)で外国から資金提供を受ける団体やマスメディアを事実上のスパイと見なす法律が今月発効したことを受け、ジョージアとの関係縮小や資金援助の凍結を検討する考えを示した。ルクセンブルクでの外相理事会後に記者会見した。  EU加盟を目指すジョージアは「加盟候補国」となっているが、ボレル氏は「政府が行動を変えなければ、EUの道を進むことはできない」と強調し、法律を撤回しなければ加盟は困難になると警告した。


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