「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ被告は米司法省との司法取引に合意した=ロイター

【ニューヨーク=共同】米国で機密暴露などの罪に問われ英国で収監されていた内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ被告が米司法省との司法取引に合意した。

米メディアが24日伝えた。判事が承認すれば、罪を認める代わりに米国での収監を免れ、26日の判決言い渡し後に母国オーストラリアに帰国する見通し。

米国は2019年にアサンジ被告の起訴を発表し、英国に身柄引き渡しを求めた。英国で引き渡しの是非を巡る法廷闘争が続いていたが、司法取引によって終止符が打たれる見込みとなった。

オーストラリア政府の要請を受け、バイデン米大統領は今年4月に起訴撤回を「検討している」と述べていた。

【関連記事】

  • ・英高裁、アサンジ被告の裁判続行 米移送の判断先送り
  • ・米国、アサンジ被告の起訴撤回を検討 告発サイト創設者
  • ・アサンジ被告、米国への移送保留 英裁判所が判断

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。