オランダのルッテ首相(ロイター=共同)

 【ブリュッセル共同】北大西洋条約機構(NATO)は26日、10月に任期を終えるストルテンベルグ事務総長の後任にオランダのルッテ首相を任命することを決めたと発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受け、NATOの対ロ抑止力の向上や、ウクライナに対する軍事支援の強化がルッテ氏の課題となる。  事務総長の選出は全会一致が原則で、米英独仏は2月にルッテ氏支持を相次いで表明、反対していたハンガリーも今月18日に支持に転じた。20日には唯一の対抗馬だったルーマニアのヨハニス大統領が立候補の取り下げを表明した。


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