北朝鮮の首都ピョンヤンにある中国大使館によりますと、王亜軍大使が27日、ロシアのマツェゴラ大使と面会し地域情勢について意見を交わしました。
このなかで王大使は「ロシア大使館との交流を強化し、中ロ関係と中国、ロシア双方が北朝鮮との関係を発展させるため積極的に貢献したい」と述べ、ロシアと協力しながら、北朝鮮との関係も強化していく立場を示しました。
これに対して、マツェゴラ大使は「中国大使館と手を携えて地域の平和を守るため、積極的に貢献し、力を尽くしたい」と強調しました。
プーチン大統領は19日、24年ぶりに北朝鮮を訪れ、有事の際の両国の軍事的な支援などを明記した新たな条約を締結したばかりです。
北朝鮮の後ろ盾で影響力も大きいとされる中国の反応に関心が集まるなか、今回の面会を通じて朝鮮半島情勢をめぐるロシアとの連携をアピールした形です。
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