北朝鮮は26日、日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射し、翌日になって、複数の弾頭を積む多弾頭ミサイルの分離・誘導実験に成功したと発表しました。
これに関連して韓国軍合同参謀本部はこのミサイルが26日発射された際に捉えた映像を28日公表しました。
映像では飛行機雲のような白い航跡が上昇したあと、何かが回転しているような様子が映されていて、韓国軍は「ミサイルが異常飛行し、回転する現象がみられる」としています。
また、熱を感知できるカメラの映像では、飛行していたミサイルが細かく複数に分かれたように見え、韓国軍は「飛行中に爆発した」と説明しています。
韓国軍は、実験に成功したと主張する北朝鮮の発表について「失敗を覆い隠すための欺まんと誇張だ」と指摘し、北朝鮮が実験に失敗したミサイルを再び発射する可能性があるとして警戒を続けています。
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