27日、米大統領選の候補者討論会に参加したバイデン大統領(右)とトランプ前大統領。互いを「史上最悪の大統領」と罵倒し合った=ジョージア州アトランタ(AP=共同)

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)は28日、南部ノースカロライナ州で演説した。共和党のトランプ前大統領(78)との27日の討論会で自身が低調だったと認め、高齢不安の払拭へ決意を示した。「かつてのようにうまく討論できない。だが大統領職をやり遂げる方法は分かっている」と述べた。  バイデン氏は討論会で声がかすれたり、質問への回答で結論を言えなかったりし、足元の民主党からも「大失態だ」との批判が拡大した。  一方のトランプ氏は南部バージニア州での集会で、討論会で「大きな勝利を成し遂げた」と宣言し、勢いづいた。


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