中国・遼寧省で6月18日、乗客49人を乗せたバスが銀行に突っ込んだ。バスは路側帯から追い抜いた際に乗用車と接触し、コントロールを失った。この事故で49人が病院に搬送され、1人が重傷を負った。
スピードを落とさず激突…車内は大混乱に
中国の遼寧省で18日、乗客を乗せた「バス」が暴走し、そのまま銀行に突っ込んでいく瞬間をカメラが捉えた。
この記事の画像(13枚)バスは、ほとんどスピードを落とす様子もなく、そのまま建物に激突しており、その様子を目撃していた人は「大変!銀行に突っ込んだわ!」と思わず叫んだ。
事故直後、騒然とする現場には、地面に座り、ぼうぜんとする女性たちの姿もあった。乗客49人を乗せたバスの車内は、大混乱に陥った。
あちこちで、悲鳴が飛び交い、子どもの「おばあちゃん起きて-!」という悲痛な声が聞こえてきた。
この事故で乗客49人が病院に搬送され、このうち1人が重傷を負ったが、命に別条はないという。
運転手にけがはなし
ドライブレコーダーを見ると、乗用車が右折しようとしたところ、路側帯から追い抜いてきたバスと接触し、バスは、コントロールを失い、銀行に突っ込んでいた。
目撃した女性は「車の下に倒れている人がいる。運転手は大丈夫かな…」とつぶやいていた。
現地メディアによると、乗用車の運転手にけがはなかったという。地元当局は、バスの運転手から当時の状況を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べている。
(「イット!」 6月21日放送より)
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