ロシアのプーチン大統領は中・短距離ミサイルの生産を再開し、配備する必要があると述べました。

プーチン大統領は28日、オンラインで開かれた安全保障会議に出席し、核兵器の搭載が可能な中・短距離ミサイルについて、生産を再開した上で、状況に応じて配備することが必要だと述べました。同種のミサイルをヨーロッパやアジアに持ち込んでいるアメリカへの対抗措置としています。

アメリカとの間で締結したINF=中距離核戦力全廃条約が2019年に失効して以降、ロシアはこうしたミサイルの生産・配備は自制していましたが、方針を変換した形です。

今回のプーチン大統領の発言により、アメリカとロシアの軍拡競争がより激しくなる可能性があります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。