タリバン側代表団を率いたムジャヒド報道官(中央右)=6月30日、ドーハ(AP=共同)

 【ドーハ共同】アフガニスタンに対する国際社会の関与強化を目指し、実権を握るイスラム主義組織タリバン暫定政権が初めて出席してカタールの首都ドーハで開かれた国連主催の会議は1日、閉幕した。議長を務めた国連のディカーロ事務次長(政治局長)は記者会見で、今後も会議を続けることで合意したと述べた。  ディカーロ氏は「会議では女性への制約に対する深刻な懸念が示された」と表明。中学生以上の女子教育禁止や女性の就労制限を続けるタリバン暫定政権が課題を解決しない限り「国際社会には戻れない」と強調した。  タリバン側の代表団を率いたムジャヒド報道官は会議で、制裁や在外資産凍結の解除を求め、作業部会設置を提案した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。