【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは2日、衛星写真を基にキューバで通信傍受の施設が増加していると報じた。施設は中国との関係が指摘されており、キューバ東部に位置する米海軍グアンタナモ基地から約110キロの地点でも建設が確認された。米シンクタンク戦略国際問題研究所が調査した。  専門家らは、地理的に米国に近いキューバを中国が利用し、米軍基地の通信を傍受している可能性があると指摘した。米市民へのスパイ活動にも使われかねないとしている。  米国防総省のライダー報道官は2日の記者会見で、中国によるキューバでの活動強化について「監視を続け、阻止する」と強調した。


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