「草刈機まさお」などの農業機械や建設用機械を製造する筑水キャニコム（福岡県うきは市）はタイの首都バンコクに販売子会社を設立したと発表した。資本金は200万バーツ（約880万円）で草刈り機の卸販売などを担う。農業分野で人手不足が深刻な同国で、省人化需要に応える。
現地法人の「キャニコムアジア」は、5月15日付で設立。現地の需要に合わせた製品展開を進め、草刈り機を中心に建設機械の販売拡大も目指す。
筑水キャニコムは、米国や中国、韓国でも販売子会社を展開している。23年12月期の売上高は100億円。海外事業を強化し33年12月期には2倍となる200億円の売上高達成を目指す。
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