イスラエル軍は、3日も北部のガザ市や南部のラファで、攻撃を続けていると発表し、ラファで、これまでに戦闘員900人以上を殺害したとしています。

イスラエル軍は、1日には南部ハンユニスの東側の住民に退避するよう通告を出すととも空爆を行っており、現地で支援にあたる国連機関は、25万人が避難を強いられる可能性があるとしています。

イスラエル軍が大規模な退避通告を出したことを受けて、イスラエル軍が今後、地上部隊による攻撃を拡大する可能性があるという見方が出ています。

WHOのテドロス事務局長は声明で、対象となった地域にある拠点病院のヨーロッパ病院では、患者320人と医療関係者の全員が避難したことを明らかにしました。

そのうえで、「医療へのアクセスが求められている緊急事態に、650のベッドがある病院が使用できなくなることは壊滅的な状況だ」として、一刻も早い停戦を訴えています。

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