2日、英中部ノートン・ケインズで開かれた集会でマイクを握る労働党のスターマー党首(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】英下院(定数650)総選挙の投票が4日始まった。5日に大勢が判明する。最新の世論調査結果では、最大野党の労働党の圧勝が見込まれ、14年ぶりの政権交代が迫っている。与党保守党は過去100年以上で最大となる歴史的敗北の可能性がある。主要閣僚の落選も予想され、党内からは早くも選挙後の態勢立て直しを求める声が上がる。  調査会社ユーガブが公表した獲得議席予想は、労働党の431に対して保守党が102と大差がついている。この数字が現実になれば、労働党は1997年の総選挙で獲得した過去最多の418議席を上回る。一方、保守党は過去最低だった1906年総選挙の156議席を下回る。


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