6月、米ジョージア州アトランタで、討論会を終えて会場を後にするバイデン大統領(中央)と妻のジルさん(右)(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は3日、大統領選討論会で精彩を欠いた民主党のバイデン大統領(81)が、党内で噴出する撤退論の払拭に向け、この数日間が鍵を握るとの認識を周辺に伝えたと報じた。大統領職を全うできると国民を納得させられなければ、選挙戦を続けられなくなるかもしれないと話したという。  ジャンピエール大統領報道官は3日の記者会見で、撤退検討を否定し「大統領は選挙戦にとどまる」と述べ、火消しに走った。バイデン氏は同日、民主党の議会指導部と今後の戦略を協議したほか、ホワイトハウスで20人以上の民主党の州知事らと会合を開いた。


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