5月、カンボジア南西部の沖合で合同軍事演習に参加する中国艦(右手前)(カンボジア国防省提供・共同)

 【プノンペン共同】中国の支援を受けて拡張工事が進むカンボジア南西部のリアム海軍基地に寄港している中国海軍の艦船が、少なくとも12月ごろまで断続的に停泊する計画であることが5日、カンボジア軍関係者への取材で分かった。年末以降の計画は不透明だとした。中国軍の海外拠点となる可能性が指摘されており、米国は影響力拡大に懸念を深めている。  同関係者によると、中国は昨年12月、カンボジア海軍の訓練を目的に艦船を派遣した。当初予定は今夏までだったが、想定より訓練などに時間がかかっているのが延長の理由だと説明している。


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