北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長(朝鮮通信=共同)
【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は7日、韓国軍が南北の軍事境界線付近で実弾を用いた射撃訓練を最近再開したことに反発する談話を発表した。国営メディアが8日伝えた。北朝鮮の主権を侵害したり、宣戦布告となる行動があったりした場合、自国の憲法に基づき武力を行使すると警告した。 談話は、北朝鮮の「門前」で約6年ぶりに再開された射撃訓練は「明白な挑発行為」だと指摘。日米韓3カ国の新たな共同訓練「フリーダムエッジ」も批判し、朝鮮半島情勢が「爆発寸前にある」と強調した。
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