米中央情報局(CIA)のバーンズ長官(アナトリア通信提供・ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は18日、ロシアの侵攻が長期化するウクライナに米国が軍事支援をしなければ「年末までに敗北する危険性が非常に高い」と述べた。南部テキサス州ダラスでの会合で語った。  バーンズ氏は米国が軍事支援を続ければウクライナは年内はロシアに抗戦できると指摘。ただ、支援が打ち切られた場合、戦場で敗北するかロシアのプーチン大統領にとって有利な形で「政治的な解決」に向けた交渉を迫られると予想した。  バーンズ氏はロシアの侵攻が始まってから10回ウクライナを訪問したとし「ウクライナは勇気を失っていないが、弾薬を使い果たしている」と懸念を表明した。


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