アメリカ大統領選挙からの撤退を求める声が強まるバイデン大統領は12日、激戦州の1つ、ミシガン州で演説し、選挙戦の継続を改めて表明しました。

バイデン大統領は「バイデンはどうするのか?選挙に残るのか?撤退するだろうなど最近、多くの臆測がある。これだ私の答えだ。私は立候補し、勝利する!」と述べました。

演説でバイデン氏は、トランプ氏を「犯罪者」や「詐欺師」と激しく批判し、「私はトランプを打ち負かした唯一の人物だ」と強調しました。

また、前日にハリス副大統領をトランプ氏と言い間違えたことなどを念頭に、「私はたくさんの間違いを犯す」と釈明しました。

演説前には事前に用意されたメモを読まずに支持者と交流し、高齢不安の払拭(ふっしょく)に向け、アピールしました。

一方、アメリカメディアはバイデン氏が民主党議員との会議で直接撤退を進言されたと報じていて、身内からの撤退圧力は強まっています。

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