人口世界一、有権者10億人近くのインドで5年に一度の総選挙の投票が、日本時間19日午前10時半に始まった。インドの総選挙は19日から地域ごとに7回に分けて投票が行われ、6月4日に開票される。
インドの人口は去年、中国を抜いて世界一となり、有権者数は約9億7000万人にのぼる。
選挙戦は、これまで経済成長をけん引してきたモディ首相が率いる与党・インド人民党が優位に進める見通しで、党の公約では、2036年のオリンピック誘致や、日本が支援するインド版新幹線の路線拡大も掲げている。
しかし、ヒンズー至上主義を推し進めるモディ政権が少数派のイスラム教徒などを抑圧しているとして非難の声があがるなど、情勢に影響が出る可能性もある。
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