アメリカの俳優アレック・ボールドウィン被告が映画の撮影中に誤って拳銃を発射して女性が死亡し過失致死の罪に問われた裁判で12日、審理が打ち切られました。

アレック・ボールドウィン被告は2021年、自身が主演しプロデューサーも務める映画の撮影中に実弾が入っていた小道具の銃を発射し撮影監督の女性を死亡させたなどとして過失致死罪に問われていました。

12日、裁判官は検察側による証拠開示に問題があったと判断し公訴を棄却し、審理を打ち切りました。

裁判官が声明を読み上げるとボールドウィン被告は法廷で涙を流しました。

ボールドウィン被告側は小道具の銃を受け取った際に実弾は入っていないと説明を受けていたなどとしていて、裁判で争っていました。

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