アメリカのトランプ前大統領が13日、演説中に銃撃されました。
トランプ氏は耳にケガをした他、会場にいた3人が死傷、容疑者の20歳の男はシークレットサービスに射殺されました。
トランプ前大統領の銃撃事件があったペンシルベニア州の現場近くから、ワシントン支局・千田淳一記者が中継でお伝えします。
アメリカの国旗の下あたりでトランプ前大統領が演説を行っていました。
国旗のすぐ右隣には三角屋根の建物があり、その奥にある複数の同じような建物からトランプ前大統領が狙われたとみられます。
その距離は120メートルから130メートルという情報もあります。
現場は、事件から10時間以上たった今も幅広く規制されていて、爆発物処理班も出動し、ものものしい雰囲気に包まれています。
週明けから始まる党大会で、共和党の大統領候補者としてトランプ氏が正式に指名されることから、シークレットサービスの数を増やして警備体制を強化していたというさなかに事件が起きました。
捜査当局は、事件に関与している人が複数いる可能性も捨てきれないとして、捜査範囲を広げて捜査を進めています。
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