14日、米ミルウォーキーの空港に到着しポーズを取るトランプ前大統領(Dan Scavino Jr.氏のXより、ロイター=共同)
【ワシントン共同】トランプ前米大統領は14日、保守系メディア、ワシントン・エグザミナーなどのインタビューで、15日開幕の共和党大会での演説を国民の団結を訴える内容にすると明らかにした。自身の暗殺未遂事件で大統領選の選挙戦が一変したと述べ「国を一つにするチャンスを与えられた」と説明。バイデン政権を批判する内容から書き換えたという。 事件後、トランプ氏がインタビューに応じるのは初めてとみられる。 13日の演説中に銃撃され、右耳を負傷したトランプ氏は「私はここにいるはずではなかった」と語り、演説で使うデータを示すスクリーンを見るため振り返ったことで奇跡的に死を免れたと説明した。「ちょうどいいタイミングで、ちょうどいい分だけ振り返ることができた」とし、一つ間違えば銃弾が頭部を貫通していたと述べた。 銃撃直後に「演説を続けたかった」とも話した。拳を突き上げたのは聴衆に無事を知らせるためで「世界が見ており、歴史が審判を下すと分かっていた」と強調した。
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