日本統治時代は「新高山」と呼ばれた台湾最高峰の玉山(台湾・玉山国立公園管理事務所提供)
台湾の国土測量センターはこのほど、3日に発生した東部沖地震による地形への影響は台湾全域に及んだ、と発表した。日本統治時代(1895~1945年)に「新高山」と呼ばれ、今も日本人観光客に人気がある台湾最高峰の玉山(3952メートル)の標高も変化した可能性があり、近く再測量をして確認する。 センターは地震後に人工衛星からのデータを基に地形の変化をまとめた。台湾全域で変化が最も大きかった地点は、垂直の隆起幅では台湾東部・花蓮中心部の観測点の約45センチだった。 センターは5月上旬に玉山主峰の再測量を予定。結果は6月にも公表するという。(NNA=共同)
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