EUのフォンデアライエン欧州委員長(右)と欧州議会のメツォラ議長=2日、ブリュッセル(ゲッティ=共同)
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)欧州議会(定数720)は6月の選挙を受け16日に本会議を初招集した。行政執行機関トップ、フォンデアライエン欧州委員長の続投の承認を巡る採決は18日に予定。16日は議会議長(任期2年半)を選出。最大会派の中道右派、欧州人民党(EPP)のメツォラ議長=マルタ出身=が再選を目指す。 6月下旬のEU首脳会議で続投指名を受けたフォンデアライエン氏を支える親EU3会派は計401議席。しかし環境や経済政策で一枚岩ではなく、採決で実際に過半数を確保できるかが焦点。続投が承認されれば、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援など主要政策の継続性が保たれる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。