16日午後、タイの首都バンコク中心部にあるホテルの一室で、男女6人が死亡しているとホテルの従業員から警察に通報がありました。
警察によりますと、亡くなった6人は、30代から50代のベトナム系の男女で、うち2人はアメリカ国籍のパスポートを持っていたということです。
これまでの調べで、6人の遺体には目立った外傷がなかったほか、部屋には争った形跡はないということですが、警察は事件の可能性も含め、関係者から事情を聴くなどして死因や詳しい状況を調べています。
現場はバンコク中心部のオフィスビルやデパートなどが建ち並び、多くの観光客が訪れるエリアにある高級ホテルで、ホテルのロビーは集まったメディアなどで一時、騒然としました。
事件を受けてタイのセター首相は現場を訪れ、警察から説明を受けるとともに早期の全容解明を指示しました。
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