韓国が不法占拠を続ける竹島をめぐる問題について子どもたちにも分かりやすく紹介する企画展が松江市で始まりました。
こちらは、すでに絶滅したとされる二ホンアシカの剥製。
体調70センチ、メスの幼獣1905年、当時の県知事が竹島から連れ帰った3頭のうちの1頭で、長年、出雲高校で保管され、現在は大田市の三瓶自然館サヒメルが所蔵しています。
松江市の竹島資料室で始まった企画展で特別展示されています。
この企画展は、韓国が不法占拠を続ける竹島をめぐる問題について子どもたちにも関心を持ってもらおうと小中学校の夏休みにあわせて開かれています。
村上遥アナウンサー:
「今年の企画展では竹島に渡った船を中心とした展示が行われています」
2013年から続くこの夏休み限定の企画展、2024年は「竹島に渡った船の歴史」に焦点を当てています。
こちらのパネルでは韓国による不法占拠の発端となった「李承晩ライン」設定から2年後の1954年、竹島周辺の緊張が高まる中行われた最後の漁の様子を紹介。
隠岐から渡った漁業者を島根県の5隻の漁業取締船が警護しています。
このほか、竹島の二ホンアシカをテーマにした絵本「メチのいた島」の原画も展示。
また、無料のカプセルトイマシンでもらえるのは資料室オリジナルの缶バッジ。
子どもたちが楽しみながら学べるよう工夫されています。
島根県竹島資料室・小笠原博さん:
「島根県の子ども達でもなかなか竹島について触れる機会がないので、楽しく船を通して竹島について分かって頂く機会を得て頂ければと思います」
この企画展は松江市の竹島資料室で9月2日まで開かれています。
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