トルコで1日、大量の油が塗られた棒の先に立てられた国旗を取る伝統行事「オイリー・マストコンテスト」が開催された。挑戦者たちが“ヌルヌル棒”に苦戦する中、連勝者の“弟子”が見事キャッチし優勝した。
伝統“ヌルヌル棒”の旗取りゲーム
海の上に突き出された長い棒を、水着の男性たちが次々と渡り、先端を目指していく。
男たちは声をあげて踏ん張るものの、ダイナミックに滑り落ちていってしまう。
それもそのはず、この棒は、大量の油が塗られた“ヌルヌル棒”なのだ。
これは約40度の角度、長さ12mの棒の先に立てられた国旗を取ったら優勝というトルコの伝統行事で、その名も「オイリー・マストコンテスト」だ。
男たちは勢いよく走ってみたり、2人同時に旗を狙ったりと、様々な工夫をしながら渡るが、なかなか旗を取ることはできない。
成功者がなかなか現れず、根元に布をかけてレベルダウンすることになった。
ヌルヌル棒から旗をキャッチ！
しばらくすると会場から、「Oh～！」という歓声が上がる。
ついに1人の男性が“ヌルヌル棒”を突破したのだ。
男性は棒の上を走り抜け、華麗にダイビングキャッチ。見事、旗を掴み取ることに成功した。
男性は優勝を受け、「油だらけで暑かったので、とても滑りやすかったです。無事に旗を掴みました。ありがとうございます」とコメント。
実はこの男性、過去16年間、旗をつかみ続けてきた連勝者の“弟子”だという。“師匠”から教わった技術を発揮し、師匠と共に"17度目の優勝”を飾った。
（「イット！」 7月18日放送より）
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