アメリカのバイデン大統領は19日、大統領選を続ける意向を改めて示しました。
一方、大口献金者が献金の停止を表明するなど、撤退圧力は一層強まっています。
新型コロナウイルスに感染し自宅で療養中のバイデン氏は、声明で、「来週、選挙戦に復帰するのを楽しみにしている」と訴え、選挙戦を続ける姿勢を改めて示しました。
一方、バイデン氏に撤退を求める動きは拡大しています。
ニューヨーク・タイムズ紙は、バイデン氏が選挙戦を続けた場合、大口献金者からの7月の支援額は6月の半分になる見通しだと報じました。
また、バイデン氏が撤退を表明しない限り献金をしないと断られ、複数の資金集めのイベントが中止になったと伝えています。
さらに、撤退を要求する身内の民主党議員の数も、19日には11人増えて上下両院で35人に拡大していて、「バイデン降ろし」の声は日に日に高まっています。
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