地対空誘導弾パトリオット(PAC3)=2023年12月、那覇市

 【ワシントン共同】米国企業のライセンスに基づき日本で生産する地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を米国に輸出する計画を巡り、ロイター通信はボーイング社製の部品不足が原因で日本での増産に遅れが生じそうだと報じた。目標に誘導する「目」の役割を担う部品「シーカー」の供給が追い付いていないという。日本政府や防衛産業の関係者の話として19日伝えた。  米政府は、ロシアの侵攻を受けるウクライナ支援で生じた弾薬不足を補うため、日本を含む世界全体で増産を急いでいる。日本政府は昨年12月に防衛装備移転三原則と運用指針を改定し、国内で生産したPAC3の米国輸出を可能にした。


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