ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、元自衛官の20代の日本人男性がウクライナ東部のドネツク州で死亡していたことがわかった。日本政府関係者によると、男性はロシア軍の戦闘員だった。ロシア軍に参加している日本人の死亡は、日本外務省が確認している中では初めてという。

 政府関係者によると、死亡日は現地時間の6月3日。5日にロシア側から在モスクワ日本大使館に連絡があり、今月15日までに同大使館が身元を確認した。外務省では、同様にロシア軍側に参加している日本人を少なくとも数人把握しているという。(里見稔)

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